動かし方は分かったものの、実際どこを動かせばどこの音量が変化するのか分からないと思います。
私もさっぱり分かりませんでした。
連続音は「i た」のように使う音節に前の音が付いているので単独音と比べて分かりづらくなっています。
そこでまず、エンベロープの前に単独音と連続音の違いについてさらっと触れておきます。
とりあえず単独音は「あ」ならあ、「い」ならい、と、その音だけしかないのに対して、
連続音は前の音符の音が付いた「あ」や「い」だ、ということが分かっていれば図は見なくて大丈夫です。
一応単独音と連続音の違いが分からない方向けに説明っぽいものを書いてみました。(クリックで大きくなります)
ですがサムネで見る通り微妙な感じの説明なので、分からなかった方は別途調べてみてください。
自分だとこれが限界ですごめんなさい。
連続音は前の音の続きの付いた音節(例:「a さ」「i た」など)なので、
エンベロープエディタを見ただけでは動かしたい位置がどの辺りにあるのか分かりにくいです。
位置を把握するには原音設定のオーバーラップ値と先行発声値を見ます。
変更したい音符を選択してから、ショートカットキーのCtrl+Gで原音設定エディタを立ち上げてください。
(今見ているのは「さいた」の「た」の部分です)
エンベロープエディタの青の線がオーバーラップ値で、原音設定エディタの緑の線と同期しています。
エンベロープエディタの黒の線が先行発声値で、原音設定エディタの赤の線と同期しています。
なので、その線の場所と原音設定エディタに表示されている波形からなんとなく位置を把握します。
図で言うとエンベロープエディタの水色で塗られているところが大体「i た」の「i」の部分で、
それ以降の黄色で塗られているところが「た」の部分です。繰り返しますが大体です。大体大事。
エンベロープエディタの青の線と黒の線が原音のどこにあるかが分かれば、
あとはエンベロープエディタの赤い線をいじって音量を変えていくだけです。
例えば「i た」の「i」に当たる部分を音量0にしたければ、
エンベロープエディタの青と黒の線の真ん中より少し黒線側、かつ横に走っている薄い赤い線上に赤い点をひとつ置き、
もう一つは少し青線側に置いて赤い点を一番下まで下げる、とすればそういう風に聞こえるのではないかなと思います。
なんとなく弄ってみて良さ気に聞こえたらOKです。位置を正確に把握する方法はない…んじゃないかと思います。
もしあったら本当教えてください。自分も知りたいです。
10.10.26